【現役ナースが選ぶ】医療機関向けeラーニング
看護部の研修こそeラーニング!集合研修より適した理由
医療の現場は常に進化を続けています。常に新しい治療や技術が生み出されている現状、常に新しい知識を持つことは必要不可欠です。
ほとんどの医療機関では、多くの研修や学びの機会が準備されているのですが、看護師のように交代勤務のある職種の場合、なかなか集合研修には参加できません。実際の現場でも、参加予定だった研修に当日の勤務状況によっては急遽参加できなくなってしまったりすることもしばしば。
これは、研修を企画する側・受ける側どちらにとってもデメリットでしかなく、資料配布と変わらない結果になってしまいます。そんな人員が限られた病院だからこそ「eラーニング」という方法が注目されています。

eラーニングで学び続ける環境を用意する
時間や場所に囚われず、同じ内容の学びが受けられる、eラーニング。どんな状況、どんな勤務状況のスタッフでもスタッフに合わせた学び方が可能です。
看護師の仕事において、多くは交代勤務やオンコールは必須となります。一斉に研修を受けられない状況でも「eラーニング」であれば、各自の隙間時間や帰宅後の時間が研修時間になります。

1.理解度を確認できる
eラーニングには「理解度確認テスト」の設定が可能なものもあります。
「動画講義を視聴→理解度テスト受験→得点により研修参加として認める」という導入事例も可能。
私の感覚ですが、時間を気にしながら参加する集合研修よりも、テスト前提のeラーニングの方が集中して観ているような気がします。
2.受講状況を把握できる
どのような勤務形態であろうと、いつ受講したのか、どの程度理解しているのかを管理者が把握できるため、それぞれのスタッフに対して、必要なフィードバックができるのも特徴です。
特に、中途採用者などバックグラウンドの違うスタッフに対して、不要な研修受講を避けられることは大きなメリットになります。
eラーニングの今後の課題は?
メリットの多いeラーニングですが、どうしても集合研修が必要な場合も、もちろんあります。ですが、ここでもeラーニングは効果的に利用することができます。

例えば、先輩看護師によって指導の内容が違う時。
多くの場面で起こるのですが、実際経験すると、教わる看護師が混乱する原因となります。
そんな時に感じたのは「まずは、その病院でのスタンダードを教えて欲しい」ということ。
本当に細かいことですが、点滴を入れるときのテープの留め方や注射、採血時の確認順序や確認項目、採血順など、病院によっていろいろなんですよね。多くの中途採用ナースが迷う部分なので、そんな場面こそ事前学習ができたら安心です。
看護師の学びに必要なのは?
様々な職種、業種での研修に利用できるeラーニング。
看護師に使うなら「こんな機能があるものがいい」という点でまとめてみました。

看護師研修で使うなら
看護師のeラーニングに求められる条件は、以下の通り。
- 院外でも受講できる
- 基本的な講座はあらかじめできている
- 操作が簡単
- 院内独自の講座作成ができる
子育て中ナース、年配ナース、研修に人員配置が困難な医療機関など。
このような対象者に適切に利用されるためには、このような機能は必須だと言えます。
おすすめeラーニングは「アイリック」
このような条件を考えると、看護師に適したスペックがあるのは「アイリック」ではないでしょうか。
こんなところが使いやすい「アイリック」のeラーニング

- あらかじめ講座が用意されている→スタンダードな講座は作成不要
- 院内独自の講座も作成可能→院内独自の研修が可能
- 操作が簡単→問い合わせ不要で使用が可能
- 1講座あたりの時間が短い→スキマ時間にちょっとずつ受講できる
受講者の立場としては特に「スキマ時間にできる」のがおすすめです。
eラーニングは数多く存在しますが、日常のちょっとした時間に利用できることで受講のハードルが下がる気がします。
まとめ
社会情勢と比較すると、多くの医療現場ではICTは発展途上です。
どのような教育研修をしたら良いのか、どうしたら効率よくスキルアップが図れるのか。そのためにeラーニングの導入はもっとも適していると言えます。

スキマ時間を使うことで、スタッフ個人や病院全体のスキルを上げる学びの機会に、積極的に利用したいものです。
eラーニングで無駄なくもれなくスタッフ研修を!